毎度お世話になっております。
クラウンライン台湾の岡和田でございます。
本日も忙しい駐在員様のために、コロナ関連ニュースを深堀してお伝えさせていただければと思います。
さて、日本では今年1月に5歳~11歳までの子供向けワクチン接種が開始されましたが、
6/17、アメリカではさらに生後半年~4歳までの乳児幼児用のワクチンが認可されました。
日本ではオミクロン株の毒性の低さからか、5歳~11歳までのワクチン接種もあまり進んでおりません。
そんな中、さらに乳幼児用のワクチン接種となると、日本での接種開始はまだまだ先になりそうです。(需要は低いかもしれませんが、選択できるのは良いことだと思います)
一方、日本より一足早く台湾政府が乳幼児用のワクチン接種の使用許可を承認しました。
7月上旬に到着する乳幼児用ワクチン90万回分を使用し、中旬~下旬に接種を開始する見通しだそうです。
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(参考) 米FDA、生後6か月以上の乳幼児にワクチン接種許可…ファイザー製とモデルナ製
(参考) モデルナのワクチン接種、生後6カ月~5歳に(台湾)
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台湾ではコロナ感染者数が多少落ち着きましたが、相変わらず4万人前後を維持しているため、
用心をして乳幼児ワクチンを認可した台湾政府の素早い判断・行動には驚かされます。
(ただ私もまだ自分の2歳の子供に打たせようとまでは決断できないです…。)
日本では感染者数もかなり落ち着いているため、むしろ経済を回復させる方向に集中したいのかなと思います。
そこで今回はコロナ禍から経済回復につながるようなニュースや記事を、皆様にお伝えできればなと思います。
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”5類”相当引き下げは日本の出口戦略となるか?
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現在、日本では全国的に新型コロナの感染者は減少傾向にあり、制限についても徐々に緩和されつつあります。
そこで、新型コロナの出口戦略のひとつに挙げられるのが、新型コロナの感染症法上の再分類と言われています。
前々から言われてきましたが、新型コロナの感染症レベルを“2類”相当から、“5類”相当(インフルエンザ並み)に引き下げるべきという見直し論が、医療関係者から叫ばれています。
ではもし5類相当になった場合、そのメリット・デメリットとはどんなもの何でしょうか?
<メリット>
・医師の判断で治療をできるので、医療ひっ迫を軽減できる
・保健所の健康観察がなくなるので、その分のリソースを確保できる
・感染者への入院措置や就業制限がなくなる
<デメリット>
・ワクチン接種や高額な治療費が一部自己負担となるかも?
・病床確保のための病院への補助金がなくなるかも?
もちろん、デメリットが現実にならないために、例外的な“5類”相当にして国民の納得する形で進めるだろうと予測されているようです。
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(参考) 新型コロナの出口戦略 感染症法上の分類を5類相当に下げるとどうなる?問題は?
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私感ですが、日本の景気回復には、やはりコロナ前まで盛況だった海外からのインバウンド需要(なんと年4.8兆円!)が不可欠だと思います。
つい先日、日本は6月から訪日外国人観光客の受け入れを再開しましたが、
その内容はツアーパックのみ・保険加入が必要・自由行動なし・添乗員が常に帯同する…etcと、一部の海外旅行代理店からは「厳しいすぎる」との声も上がっております。
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(参考) 訪日外国人観光客の受け入れ再開:インバウンド戦略の再構築を急げ
(参考)【外国人観光客】2年ぶり受け入れ再開も…自由行動のないツアーに本音は?
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しかしながら、もし今、海外からの数十万人の観光客が入国したとしたら、やはり中には「マスクや飛沫・ソーシャルディスタンスなんて気にしない!」なんて人も少なからずいるわけで…。
そうなるとトラブルや何かしらの問題に発展する可能性はかなりあると思います。
なのでそうならないために、「”5類”相当への引き下げや」「マスク緩和」「感染症危機管理庁の設置」などの施策が上手く噛み合って、より良い形でインバウンド需要が回復すればいいなあと思います。
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外国人観光客が日本社会を変える?
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ちなみに、アジアの中で最も観光客受け入れに力を入れているタイでは、すでに外国人観光客の受け入れを開始しています。しかし、やはりそこでは問題も起きたようです。
タイでは市民の多くが順守する公共の場でのマスク着用義務(罰金あり!)があったのですが、外国人観光客には着用しない人も目立っていたそうで…。
そんな矢先、タイ政府は6/23になんと公共でのマスク着用義務を解除すると発表しました。
※ちなみに観光客受け入れ後でも、タイの感染者数はまだ抑えられています。(1日 約2000人 前後)
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(参考) タイ、マスク着用義務解除 外国人増加で新型コロナ感染拡大警戒
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…。関係がないかもしれませんが、もしかしてマスク着用を守らない外国人観光客のおかげでマスク緩和が促されたような…??
もしかしたら日本に来る外国人観光客が起こす行動によって、日本の規制緩和が前進するかもしれません (*’▽’)