▽「Thank you」を省いた方が精度が上がる?
記事の中で特に興味深かったのは、英語でAIに質問する場合、“Thank you” や “Please” といった礼儀表現を省き、要件だけを簡潔に伝えた方が回答精度が安定しやすい という指摘です。
例えば、
× Could you please explain this for me? Thank you.よりも
〇 Explain this clearly in three points.
のように、余分な表現を減らして指示内容を明確にした方が、AIは意図を取り違えにくくなるそうです。
一見すると少し命令口調にも見えますが、英語圏では「必要条件を明確に書くこと」が結果的に双方にとって効率的という考え方です。
ただし、記事ではこれをそのまま日本語に当てはめると逆効果になる可能性があると指摘します。
日本語は主語や文脈を省略する言語であり、その言い回しの中に意図が含まれることも多いためです。中々難しいですね...
記事の最後では、「AIへの礼儀は、AIのためではなく、人間のためにある」という整理もされていました。
つまり、丁寧に書こうとすると、自然と「自分は何を求めているのか」, 「何をどう伝えたいのか」を頭の中で整理することになると。
その結果、AIへ送る指示文そのものが明確になり、回答の質も安定しやすくなるという考え方です。
つまり、礼儀そのものが重要というよりも、丁寧に書こうとする過程が、結果として思考整理につながっているということかもしれません。