毎度お世話になっております。
クラウンライン台湾の岡和田でございます。
本日も忙しい駐在員様のために、話題となっているニュースを深堀して皆様にお伝えできればなと思います。
日本では新型コロナの話題が減少し、大分落ち着きを取り戻しているように思えます。
しかし、世界では「サル痘」なる新たな脅威が流行していると報告も上がっております。
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(参考) サル痘 台湾で感染者1人を初確認 ドイツから戻った20代の男性
(参考) 米バイデン政権 サル痘 “数週間以内にワクチン30万回分配布”
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キチンと「サル痘ウイルス」がどういうものかを把握しておくことが大事だと思いますので、本日はなるべくフラットな目線で各所媒体の見解・情報を紹介させていただきます。
まだ明らかになっていないものを取り上げて、皆様に無駄に不安にさせることがないよう気を付けます!!
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サル痘について知っておくべきこと
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まず、サル痘は1958年から初めて症例として確認された古いウイルスで、
人への感染が確認されたのは1970年頃。水痘や天然痘と同じ科に属しているようです。
1980年代から2010年にかけ、コンゴ民主共和国での感染者は14倍以上に増加しており、2020年だけでも同国ではサル痘が疑われる症例が4,600件近くもありました。
また、ナイジェリアでは17年以降、550件以上の疑い症例が発生しています。
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(参考) 世界的に流行している「サル痘」について、知っておくべき6つのこと
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上記のように、サル痘は昔から認知されていて、世界規模では特に問題視されていませんでした。
ではなぜ今、世界で「サル痘」が懸念されているのでしょうか? その理由は…
⇒これに関しては、最近の研究で変異が50か所も変異があったとの報告もあり
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(参考) 世界的に流行している「サル痘」について、知っておくべき6つのこと
(参考) サル痘の世界的な感染拡大は、なぜ起きているのか?
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さらにサル痘に関しての感染力・致死性・治療法に関して、下記の様な報告が上がっています。
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(参考) サル痘の世界的な感染拡大は、なぜ起きているのか?
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世界保健機関(WHO)は6/23、現時点では感染者が比較的限られることや、重症化する人がほとんどいないことから、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言するにはまだ至らないという結論を出しました。
WHOのテドロス事務局長は、委員会の提言を踏まえ、緊急事態宣言を出すのを見送ったそうです。
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(参考) サル痘の「異常な広がり」と「濃厚接触」 WHO緊急事態宣言見送りの理由とは
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一難去ってまた一難…。
不安に思う方もいるかと思いますが、そこまで感染力も強くなく、致死性も低いというのは、ひとまず少し安心できました。