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日本の地方自治体が最も注目する国とは!?2023.10.23

毎度、お世話になっております。

 

今回も忙しくする日本人の皆様へ、台湾・日本に関連したニュースや、海外引越にかかわる情報をご紹介いたします。

よろしければ、ご一読していただけましたら幸いでございます。

 

さて日本も台湾も、すっかり街中で外国人観光客を見かけることが日常となりました。

 

そこで今回のメルマガでは、日本と台湾の観光に関するちょっと気になるニュースをご紹介させていただきます。

 

 

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台湾が観光立国となるための課題

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先日見かけたニュースに、台湾の台北中央社が「台湾の国内観光は宿泊費が高い上につまらない」といったやや内省的な内容の記事がありました。

 

しかしながら、その記事の指摘が中々的を得ていたので下記にまとめます。

 

①交通の利便性が高いのは台北地域のみで、中部や南部は個人旅行の難易度が高い

 

②大規模イベント時にシャトルバスなどの移動手段が不足

 

③北から南まで、台湾の老街(古い町並み)や夜市はどこでも同じものを売っている

 

④台北のナイトライフは活気があるものの、現地人でなければどこから楽しめばよいのか分からない

 

⑤遊園地、博物館などで夜間開放を企画するなどし、夜間の台北観光をより魅力あるものにする必要がある

 

⑥ホテル業界の人材不足

 

 

確かに③、④はちょっと納得してしまいました…。

また人材不足などは日本も抱えている問題ですし、他人事ではないと感じます。

 

しかしながら、日本は各地で異なる文化や自然、食などの多様性があり、季節や場所によって全く違う体験ができます。

 

旅行客からしてみると、何度でも旅行したくなる国だと思います。

台湾の観光課題を見て、日本にも可能性がまだまだあると感じました。

 

また上記のような課題を自分たちで認識しているということは、その解決にも期待したいです。

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「高くてつまらない」不満噴出の台湾観光、専門家が指摘する4つの「致命傷」

参考:https://japan.focustaiwan.tw/travel/202310170001

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一方、その台湾人が最も旅行する国といえばやはり日本です。

 

 

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日本の各地方自治体が最も注目する国は?

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日本政府観光局(JNTO)の発表によると、23年7月の訪日外客数を国・地域別でみると下記のようになったそうです。

 

1.韓国が62万6800人(19年比11.6%増)

2.台湾が42万2300人(19年比8.0%減)

3.中国が31万3300人(19年比70.2%減)

4.香港が21万6400人(19年比0.2%減)

5.米国が19万8800人(19年比26.7%増)

 

人口比で考えると、台湾からは非常に沢山の観光客が来ていると思います。

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【図解】訪日外国人数、2023年7月は232万人、年間2000万人突破まであと700万人

参考: https://www.travelvoice.jp/20230816-154047

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ちなみに、インバウンド消費がピークを迎えた2019年のデータにはなりますが、

訪日外国人旅行消費額での国・地域別は下記のようになっています。

なんと、ここでも台湾が2番目に位置していました。

 

1.中国1兆7,704億円

2.台湾5,517億円

3.韓国4,247億円

4.香港3,525億円

5.米国3,228億円

※これら上位5カ国・地域で全体の約7割を占める

 

 

なお、じゃらんリサーチセンターの「インバウンド市場の注力ターゲット調査」によると、日本全国のDMO・自治体が現在注力している市場のトップはなんと台湾 (84.5%)だったそう!!

 

でも台湾からの消費額や訪日人数をみると納得してしまいます。

ちなみに、2位は米国で71.8%、3位はオーストラリアで69.0%が続きました。

 

また今後にかけて狙いたい市場は、中東・インドネシア・フィリピン・英国などの国が上位でした。

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いまさら聞けないインバウンド消費!2023年最新トレンド

参考:https://media.aupay.wallet.auone.jp/articles/987

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最近は、日本人の旅行系YOUTUBERなる人が、台湾の観光の様子をまとめた動画もいくつか見かけます。

ほとんどは王道の観光(九份、夜市、小籠包、マッサージ…ect)の様子ですが、中には意外な場所を紹介する人もいます。

 

こういった活動で日本人観光客がもっと台湾にも来て、新しい台湾の魅力を発見してくれれば良いなと感じます。

 

いかがでしたでしょうか?

それでは本日はここまで

 

 

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