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台湾の誇るべき菜食文化2023.11.03

 

毎度、お世話になっております。

 

今回も忙しくする日本人の皆様へ、台湾・日本に関連したニュースや、海外引越にかかわる情報をご紹介いたします。

よろしければ、ご一読していただけましたら幸いでございます。

 

台湾にしばらく住んでいると気づく方もいるかもしれませんが、

台湾では、ベジタリアンがとても身近な存在になっています。

 

現在の台湾のベジタリアン人口は約330万人、 台湾総人口の13%も存在しており、人口の比率は、なんとインドに続き世界2位の高さなのです。

※1位のインドは人口の20-40%がベジタリアン、日本は5%程度と言われています。

 

今回は、世界的にも徐々にスタンダードになってきているベジタリアンに関するニュースを深堀してみました。

 

 

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台湾の誇るべき菜食文化

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台湾のベジタリアンは「素食」と呼ばれており、現在、台湾には6,000を超えるベジタリアンレストランがあります。

 

では台湾人はどうしてベジタリアンが多いのか?

それは宗教の問題と言われています。

 

台湾人は仏教信仰が35%を占めるのですが、中でも慈済基金会という台湾最大の仏教系慈善団体が素食を推進しているため、ベジタリアンを選択する人が多いようです。

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【観光業必見】台湾人ベジタリアン対策でインバウンド集客!

参考: https://www.applemint.tech/blog/taiwan-vegetarian/

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台湾と比較してベジタリアン対策があまり広まっていない日本。

 
そんな中、2022年に東京にオープンしたベジタリアン・レストラン「菜道」は、
開店から僅か1年で世界中のヴィーガン/ベジタリアンが利用するレストラン情報サイト「Happycow」で世界1位を獲得しました。

 
肉、魚、卵、牛乳、精製糖、化学調味料…等を一切使用しない料理を提供することで話題を呼び、インバウンド客から絶大な支持を得ているそうです。

 
その最近のヴィーガン/ベジタリアンの傾向について、「菜道」でチーフシェフを務める楠本氏は次のように分析しています。

 
・圧倒的に多いのは宗教的理由ではなく、動物愛護や環境問題…等を考えている欧米圏の富裕層

・世界でヴィーガン/ベジタリアンの人口は約10億人で、イスラム教徒の人口は約20億人。

・イスラム教徒の方が多いが、その中に貧困層も含まれる。

・訪日レベルではヴィーガン/ベジタリアンの方が圧倒的に消費額は大きい

 
オープンして僅か1年で「世界1位」というのもスゴイですが、楠本氏曰くお店が人気になったきっかけが台湾人だったそうです。

 
なんでも、開店当初はネギ類やニンニク・ニラといった五葷(ごくん)を食べないオリエンタルヴィーガン/ベジタリアンと呼ばれる台湾人のインバウンド客が多く来店していました。

 

その後、台湾人らがSNS等にお店の良さについて投稿してくれたことで、欧米のインバウンド客にも広まっていったそうです。
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【菜道】オープンわずか1年で、世界的なベジタリアンサイト1位を獲得した理由

参考: https://yamatogokoro.jp/inbound_case/35941/

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確かに台湾に長く住んでいると「素食」レストランに行かなくても、肉を使っていない美味しい料理がたくさんあると気づかされます。

 

次に台湾が世界に発信すべき文化は菜食文化かもしれませんね。

 
いかがでしたでしょうか?
それでは本日はここまで

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