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台湾に学ぶ半導体分野での人手不足の解消法!2023.08.04

 

毎度、お世話になっております。

クラウンライン台湾の岡和田です。

 

今回も忙しくする日本人の皆様へ、台湾・日本に関連したニュースと、海外引越にかかわる情報をご紹介させていただければと思います。

 

よろしければ、ご一読していただけましたら幸いでございます。

 

 

さて、世界最大の半導体ファウンドリー・TSMC(台湾積体電路製造)が熊本県に進出を決めて以来、熊本県では工場建設が現在進行中です。

 

ただ、そこで深刻な問題が浮上しているそうです。

それは日本国内で半導体関連の人材が足りていないということです。

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半導体人材不足の裏で「圧倒的」求人数、無策の30年を取り戻せるか

▼参考: https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00138/040701260/
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そこで今回のメルマガでは、半導体強国である台湾がどのようにして、

人手不足問題に対応しているのかをお伝えしたいと思います。

 

 

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台湾が取り組む半導体分野での

人材不足問題への対応!!

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半導体を製造するには様々な工程があり、その中でも、実際に台湾の多くの企業が、担っているのは半導体製造の工程の「後工程」※という部分です。

 

※後工程…半導体チップの組み立てや試験・検査などを指す。

 

台湾では、国と大学と企業が一体となって人材不足に取り組んでいます。

実際には、明新科技大学の半導体学部※では以下のような取り組みを行っています。

※台湾初の半導体専門の学部を2021年に設立した。

 

 

〇半導体の製造工程で重要な「後工程」に特化した人材育成を行っている。

 

〇学部内には、半導体産業で実際に使用されている機器や設備を多数揃えている。

これらの機器を使って、学生は実践的な技能を身につけることができる。

 

〇産官学連携を積極的に行うため、台湾政府から補助金を受け新竹サイエンスパークに進出している半導体企業とも密接に連携している。

 

〇学生はインターンシップや就職活動の機会を得ることができ、企業からも優秀な人材を確保することができる。

 

以上のように、台湾の明新科技大学の半導体学部は、台湾の半導体産業に欠かせない人材を国と企業が一体となって人材不足の問題に取り組んでいるようです。

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台湾流・半導体人材育成術「半導体学部」のすごみ

▼参考: https://news.livedoor.com/article/detail/24701969/
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日本でも半導体関連の人材不足が深刻化しているため、台湾における産官学連携の取り組みを参考にしてもよいかもしれません。

 

 

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