毎度、お世話になっております。
クラウンライン台湾の岡和田です。
今回も忙しくする日本人の皆様へ、台湾・日本に関連したニュースや、海外引越にかかわる情報をご紹介させていただければと思います。
よろしければ、ご一読していただけましたら幸いでございます。
さて去る8/20、台湾と外交関係もある中米グアテマラで大統領選挙が行われました。
注目は、親台湾派のトレス氏か、中国とも友好的な関係を築くべきだと主張するアレバロ氏のどちらに決まるのかという点です。
決選投票の結果、アレバロ氏が当選を決めましたが、
「我々は(中国・台湾の)どちらかを選ぶような考え方はせず、双方と協力していく」と述べ、
台湾との関係を維持する方針を示しました。
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グアテマラ大統領選 中道左派政党のアレバロ氏が当選
▼参考:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230821/k10014169161000.html
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実はグアテマラの最大貿易国は(輸出入ともに)アメリカで、中国は(輸入で)第二位となっており、
台湾からも農業や教育・医療の分野で様々な支援を受けています。
この状況を見てもわかる通り、中国・台湾(アメリカ)のどちらを選んでもメリット・デメリットは発生してしますので、「中国・台湾の双方と協力する」という方針は、本心なのかなと思います。
そこで今回のメルマガでは、台湾と国交を樹立する影響について、深堀してみました。
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台湾との国交断絶する
メリット・デメリットとは?
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現在、台湾と国交がある国はなんと13か国しかありません。
2016年に台湾で蔡英文政権が発足して以来、台湾と断交した国は9つもあります。
このうち、5か国は中南米に位置しており下記の通り。※()内は断交した年
※パナマ(17年)、ドミニカ(18年)、エルサルバドル(18年)、ニカラグア(21年)、ホンジュラス(23年)
また南米大陸ではパラグアイだけが、今も台湾との国交を維持している唯一の国となっています。
ちなみに欧州地域ではバチカン共和国、アフリカ地域ではエスワティニ王国が唯一の国交樹立国です。
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中国より台湾?南米唯一の親台湾のパラグアイ いったいなぜ?
▼参考:https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/articles/qa/2023/07/06/32782.html
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では台湾と断交する場合のメリット・デメリットは何なのでしょうか?
BING CAHT AI先生によると下記の様です。
デメリット:
■ 台湾からの経済支援や技術協力を失う可能性がある。
■ アメリカとの関係が悪化する可能性がある。関係が冷え込むことで、経済や安全に悪影響を及ぼす可能性がある。
■ 台湾と断交することは、中国の一方的な主張に屈することを意味し、台湾の主権や自由を脅かすことになる。
メリット:
■ 中国との貿易や投資を拡大できる可能性が高まる。
また中国から経済支援やインフラ開発などのインセンティブを得ることもできる
■ 中国との外交関係を樹立することで、国際社会での発言力や影響力が高まる可能性がある。
中国と友好的な関係を築くことで、自国の国益を守るために必要な協力や支援を得やすくなるかもしれない。
上記の回答を得られましたが、あまり納得がいかない返答でした。
アメリカは台湾と断交してすでに40年以上経っており、
日本も断交から50年以上が経っていますが、外交関係も貿易もむしろ良好のように思えます。
メリットに関しても同様で、中国へ貿易を拡大できたとしても、
政治的理由で突然輸入停止になる可能性もあります。
また2007年に台湾と断交したコスタリカは、当初中国から高速道路建設のため、4億ドルの投資を約束されていました。
しかし、10年たった今でも建設計画は進んでいないようです。
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台湾と断交した国、ほぼ「後悔している」=台湾外相
▼参考: https://www.epochtimes.jp/2019/10/48362.html
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さて、いかがでしたでしょうか?
それでは本日はここまで