毎度、お世話になっております。
引越会社クラウンラインの岡和田です。
皆様は2月末の連休は素敵な時間を過ごせましたか?
早いもので2月も終わり、3月へ突入!
弊社もこれから引越シーズンが本格化という感じです。
2月には、皆様も中国が「偵察気球(スパイ気球)」を米国上空に侵入させたことを受け、
米中関係が悪化しているのはご存知かと思います。
バイデン米大統領は気球撃墜を命令し、回収した残骸からは電子機器やセンサーが確認されました。
習近平国家主席の中国が強硬姿勢を崩さないなか、
米国内では「反中感情」が高まっているのは事実です。
また、不審な気球は日本や台湾でも目撃されているとも言われています。
そこで、今回は気になる台湾有事の進捗をお送りしたいと思います。
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米シンクタンクが台湾有事シミュレーションを公表!
台湾有事の鍵は日本が握っている!?
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2/9に米シンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」が台湾有事シミュレーションを公表。
2026年の侵攻を想定し、24通りの戦闘シナリオを分析しました。
その分析によると、中国が勝利するシナリオは2つだけとのこと。
1つは、米軍が介入しない場合。
もう1つは、米軍は介入するが、日本が中立を守り、在日米軍の戦闘作戦行動を認めないシナリオ。
もし米専門家らの予測どおり台湾有事が発生した場合、その未来を決めるのは日本の立ち位置に左右されるそう。
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▼参考:数年以内に起きる「台湾有事」 習近平国家主席が27年までの成功を人民解放軍に指示か
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb29de21ccf798430b6a2100b36b1c82da263fd6
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台湾に近く、米軍の基地がある日本。
米CSISIの分析ではありますが、台湾有事は対岸の火事のようにはいかないようです。
日本が鍵となるとすれば、中立でなくても中国との遺恨が残りそうです。
台湾有事に備えて、今から日本の立ち位置については真剣に準備が必要そうです。
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中国の台湾侵攻で台湾にも壊滅的被害!?
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同じくCSISのシナリオによると、たとえ中国の台湾侵攻が失敗に終わっても、
台湾の未来は決して明るくはないとのこと。
同報告書は「台湾軍は破壊はされないが、戦力は大幅に低下し、
電気や基本的なサービスのない台湾島で、損害を被った経済を守る役割を担う」としている。
約3500人の台湾兵が死傷し、台湾海軍の駆逐艦とフリゲート艦全26隻が撃沈されるとのこと。
同報告書は、日本は100機以上の戦闘機と26隻の軍艦を失う可能性が高く、
さらに日本国内の米軍基地も中国の攻撃を受けるとしている。
ここでCSISの報告書による、中国の台湾支配を阻止するための四つの条件が下記になるそうです。
またCSISは、この報告書を読んで台湾をめぐる戦争は不可避であるとか、
起こる可能性が高いと結論付けて欲しくないと忠告しています。
さらに「中国の指導部は、台湾に対し外交的孤立、情報戦など明確な武力攻撃でない手法で圧力を加えるグレーゾーン戦略、さらに経済的威圧などの戦略を取る可能性もある」と同報告書は指摘しています。
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▼参考: 中国による「台湾有事」、侵攻は失敗も米中台に甚大な被害か 米シンクタンクが分析
https://www.cnn.co.jp/world/35199972.html
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ロシアのウクライナ侵攻をみてもわかるように、
台湾有事が起これば双方ともに必ず被害が出ます。
また、一度戦争が始まってしまえば、いつ終わるかも予測できません。
さらにCSISの分析通りに台湾有事が起こるとも限らないので、
台湾有事を回避する方法を何とか見つけてもらいたいです。
いかがでしたでしょうか?
それでは本日はここまで