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日本入国時の必需品?「Visit Japan Web」とは2022.12.23

皆様、毎度お世話になっております。

今週も忙しい駐在員の方のために、気になった話題を深堀してお伝えできればと思います。

 

さて、台湾も日に日に寒さが増してきており、

いよいよクリスマスらしくなってきたのではないでしょうか?

 

また年末年始から旧正月にかけて、日本に帰国なり帰省される方も多いかと思います。

本日は最近お客様からご質問が多い「VISIT JAPAN WEB」という日本入国時に使用するウェブサービスに関してお伝えさせていただきます。

 

 

 

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「Visit Japan Web」とは?

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「VISIT WEB JAPAN」とは、2021/12/20から運用が開始された日本入国時に事前登録をするウェブサービスなのですが、何回かのアップデートがなされ、現在は入国時の「検疫」、「入国審査」、「税関申告」手続きをウェブ上で行うことができます。

 

以前まで「検疫」に関しては、「MY SOS」で運用されていたファストトラックの機能が「Visit Web Japan」に集約され、より便利になっているとのことです。

 

【Visit Japan Web 登録に必要なもの】

・パスポート情報

・ワクチン接種証明書(有効なワクチンを未接種、未完了の場合は陰性証明書)

・フライト情報

・スマートフォン or パソコン

 

【手続きのタイミング】

日本入国予定日から2週間以内~搭乗便到着予定日時の6時間前まで

(※船舶ご利用の場合は出航24時間前まで)

 

登録方法に関しては、日本のデジタル庁が公式に説明しているものもございますが、

下記の旅行会社さんが説明しているウェブサイトが大変分かりやすかったです。

 

気になった方はぜひ参考にしていただけたら幸いでございます。

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▼参考:Visit Japan Webの登録方法は?

https://www.iace-usa.com/ja/CIQ/visit_japan_web
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注意点として、証明書の承認は人間が行なっているため承認作業に時間がかかり、フライトの直前だと到着した際に空港でサービスを使用できない可能性もあるようです。

 

また「VISIT JAPAN WEB」は当然ながらネット環境が必要になるため、海外から日本の空港に着いた時に、日本国内でスマホのインターネットが使える契約をしてないとスムーズにサービスが使用できないという問題もあります。

 

空港にはフリーWifiがあると思ますが、繋がりにくいなど予期せぬ問題も起こりえますからね。

 

私の友人は、提示が必要となるQRコードの画面を事前に携帯写真で保存しておいて準備したそうです。

 

便利にはなりましたけど、まだまだ改善の余地はありそうですね。

 

 

 

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引越荷物の税関申告もウェブ上で登録可能!?

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引越関連で一番よくいただく質問は

「このウェブサービスを使って引越荷物の税関申告もできますか?」というもの。

日本の通関業者や東京税関に確認したところ、「一応可能」とのことでした。

 

今までは、引越荷物の税関申告は縦長の「携帯品・別送品申告書」という紙を2部記入し、税関に直接手渡しをして申告をします。

 

その後、税関が1部回収し、もう1部は税関の押印がされ返却されます。

そして返却された申告書を持って、空港の到着ロビー内の通関業者さんのカウンターに提出をしますと、通関時の必要書類として使用されるという流れになります。

 

「VISIT JAPAN WEB」を使用して、引越荷物の税関申告をする場合、

事前に登録を済ませたQRコードを申告端末にかざして電子ゲートを通ります。

※課税品や引越荷物がない方はそのまま到着ロビーへ

 

その後、税関職員の方へいき、携帯電話の画面上で申告内容とパスポートを税関職員に確認してもらうと、内容が記載された申告書を紙で印刷して渡してくれます。

 

その後は従来通り、空港到着ロビー内の通関業者のカウンターへ渡し、手続きを済ませます。

 

「結局、最終的に紙を使うんかい!」と思った方、すみません。その通りでございます。

 

そもそも大部分の日本への入国者は、課税品や引越荷物などない方がほとんどですので、

そういった方々が、スムーズに税関申告を済ませるためのウェブサービスだそうです。

 

また日本の通関業者さん曰く

「慣れていない税関職員ですと、本来より時間がかかる場合もあるので、

従来通り紙での申告の準備もお願いします」と言われております。

 

なので、私もしばらくは従来通りの紙での申告でお客様には案内させていただきますm(__)m

 

 

 

さて、いかがでしたでしょうか?

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