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2年半ぶりの訪台観光客が到着!一方新たな変異株も2022.10.21

毎度、お世話になっております。クラウンラインの岡和田です。

 

今週も忙しい駐在員様の為に、

最新のニュースを少し深堀して皆さんに届けたいと思います。

 

日本では大幅な水際対策を緩和して、多くの観光客が日本に戻ってきています。

台湾からも強制隔離の撤廃の影響からか、多くの台湾人観光客が日本に来日しています。

一方、台湾も10/13からの入国規制緩和を受け、約2年半ぶりに訪台観光客も受け入れました。

 

今回のメルマガでは、ついに解禁した訪台観光の情報と、

新たなる変異株に関してお伝えさせていただければと思います。

 

 

┏◆ ≪2023年の目標は593万人以上≫
┃ 1.約2年半ぶりの観光客が台湾に到着!

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ついに訪台観光客の受け入れが解禁されました。

台湾交通部観光局によると、初日は日本、韓国、東南アジアなどの団体ツアー計20組、計244人が台湾に到着したそう。

 

10月末までに計230組、3630人が訪台する予定で、個人旅行は1万人以上を見込んでいます。

さらに2022年の訪台旅行者は70万人を目標とし、2023年にコロナ前の5割(593万人)以上、

24年にコロナ前の水準(1186万人)まで回復させると目標を掲げました。

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▼参考: 海外団体ツアー受け入れ解禁、初日は244人/台湾
https://www.ys-consulting.com.tw/news/105260.html
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観光客受け入れ解禁に合わせて、変わった点は下記の通り。

 

・空港内のおよそ8000カ所に貼られた社会的距離の喚起ステッカーの除去。

・動線の変更、入境者の飲食・買い物の制限撤廃、シャワールームや喫煙室、展望台の開放作業

・一部店舗は、時短営業から午前6時~午後11時の営業に変更

・コンビニエンスストアやファストフードなどは24時間営業を再開。

・大手バス会社の国光客運と統聯客運(ubus)は、桃園空港~台北市や、~台中市を結ぶ路線の増便。

特に桃園空港~台北間を運行する国光客運の1819号線は、1日当たり往復2便⇒14便へと7倍に増便。

・台湾高速鉄路(高鐵)は10/13~11/30までで、短期滞在の外国人旅行客が利用できる片道乗車券「高鉄単程乗車券」を3割引き(従来は2割引き)とした。有効期間は購入から90日。

 

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▼参考: コロナ水際対策の大幅緩和、空港は受け入れ準備で大忙し/台湾
https://www.ys-consulting.com.tw/news/105279.html
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┏◆≪第8波の到来はいつか?≫
┃2. 新たなる変異株「グリフォン」「ケルベロス」
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水際対策の緩和で明るい兆しが見えてきている日本ですが、すでに専門家の間では第8波への危機感が高まってきています。

 

イギリス・オックスフォード大学の研究者などが運営するサイト「アワ・ワールド・イン・データ」によりますと、ドイツ・シンガポール・フランスで新規感染者数に上昇の傾向が目立ってきているそう。

 

感染が再拡大しているドイツやフランスでは、10月上旬の段階で「BA.5」が90%ほどを占めています。一方、懸念されているのは、シンガポールなどで「XBB(グリフォン)」と呼ばれるタイプの変異株です。

 

台湾政府の見解によると「台湾では現在BA.5が主流で、すぐに新たな変異株が流行することはなく、11〜12月の主流株を論じるのは時期尚早」と語っています。

ちなみに台湾ではXBBの域内感染はおらず、海外から入境した輸入症例が1人確認されています。

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▼参考:新型コロナ “第8波”は来る? 来るならいつ? 専門家の分析は
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/advisory-board/detail/detail_88.html
▼参考:オミクロン派生型XBB、アジアの次の主流か/台湾
https://www.ys-consulting.com.tw/news/105376.html
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また新型コロナウイルの遺伝子情報は「GISAID Initiative」に登録されますが、

そのGISAIDが今年9月、新型コロナウイルスの28件の新たなサンプルを報告しました。

この新たな新型コロナウイルス「BQ.1.1(ケルベロス)」はオミクロン株(BA.5)の亜種で、非常に感染力が強く8月に初めてイングランドで確認され、世界全体では現在78人が感染しています。

「BQ.1.1」のその強毒性(免疫回避性)から、現在幅広く見られる「BA.5」に代わって世界の主流になる事を懸念されています。

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▼参考: オミクロン新株「BQ.1.1」別名ケルベロスの特徴は?
https://mame-clinic.jp/column/【イギリスで感染者増】コロナオミクロン新株「bq
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さて、いかがでしたでしょうか?

 

 

一難去ってまた一難という感じでしょうか…。

しかし、新たな変異株も感染力は強いかもしれませんが、

オミクロン株と同様、重症化はあまりしなさそうな気がします。

このまま共存という形で、経済回復を優先にしてほしいものです。

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