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台湾でもビザなし入国緩和へ!景気回復の兆候もあり?2022.09.30

 

毎度、お世話になっております。クラウンラインの岡和田です。

今週も忙しい駐在員様の為に、最新のニュースを少し深堀して皆さんに届けたいと思います。

 

さて、今回のメルマガでは台湾の入国制限緩和の最新情報を中心に、

それに伴う旅行業界の動きも併せてお伝えできたらと思います。

 

-------【目次】-------------------
1. 台湾でもビザなし入国緩和へ

2.入国緩和後、すでに景気回復の兆候あり?
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台湾政府より、9/29から新たな入国規制の緩和があると発表されました。
首を長くして待っていた方もいるかと思いますが、ついにビザなし入国が可能となりました!!

 

さらに10/13からは台湾入国後の強制隔離(3日間)も撤廃され、自主隔離(7日間)のみとなる予定です。

 

すでに経済面でも景気回復の兆候が出ており、台湾の大手ホテルの株価が上がったり、台湾人の日本旅行への問い合わせが増加しているそうで、「リベンジ消費」の波が来ているのかもしれません。

 

┏◆≪入国規制の詳細をみる≫
┃ 1.台湾でもビザなし入国緩和へ
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日本でも10/11から入国者数上限の撤廃や、ビザ免除などの発表がありましたが、

それに合わせるかのように、台湾でも新たな入国緩和を発表しました。

入境および防疫関連措置緩和の詳細は以下のとおりになります。

 

(1)9月29日午前0時以降

(a) 1週間の入境上限者数を6万人に引き上げ、入境時のビザ免除措置を再開。

(b)空港および港での入境時のPCR検査は廃止。2歳以上の旅客に対しては、入境時に4回分の抗原検査キットを配布、在宅検疫および自主防疫期間中に検査を行う。

(c) 3日間の在宅検疫を行う場所について、「1人1戸」(住宅1戸に1人もしくは防疫ホテル)から「1人1室」(同室に独立したトイレや浴室を有する自宅または友人・親族宅もしくは防疫ホテル)に緩和する。

 

(2)10月13日以降(感染状況に応じて開始日変更の可能性あり)

(a) 1週間の入境上限者数を15万人に引き上げ。

(b) 3日間の在宅検疫を廃止し、7日間の自主防疫に変更。自主防疫期間中の外出には、2日以内に行った抗原検査の結果が陰性であることが必要。自主防疫期間中の滞在場所は、「1人1室」を原則とする。

(c) 入境旅客は症状がなければ公共共通機関の利用が可能。

(d) 入境時のビザ免除措置対象外の国からの入境について、一般性社会訪問および観光ビザの申請受け付けを開始。

(e) 海外から台湾および、台湾から海外への団体旅行を解禁する。
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▼参考:9月29日から日本からのビザなし入境が可能に… / JETRO
https://www.jetro.go.jp/biznews/2022/09/659616a68c5fd820.html
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以前までは、台湾へのビザ取得するのに相当苦労された方も多いかと思います。

台湾の大使館にあたる窓口も予約制になったり、電話も1日中繋がらないなどの制約があったそう。

 

やはりそこまでして入国しようとする方は仕事関係や、

やむを得ない事情がある方のみで、一般の人にとって入国のハードルは高かったように思えます。

しかし今後は、訪台の日本人も今後増えると思いますし、
逆に台湾人の訪日旅行への問い合わせや、ネット検索数などは、すでに急激に増えているようです。

 

┏◆ ≪迫るリベンジ消費の波≫
┃ 2.入国緩和後、早くも景気回復の兆候あり?
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台湾政府の緩和発表して以降、台湾の旅行各社には海外旅行への問い合わせが多く寄せられています。

中でも最も高い人気を集めている目的地は日本。

旅行大手、ライオントラベル(雄獅旅遊)の広報担当者によれば、団体旅行商品では日本の人気が最も高く、予約の約49%を占める。欧州が19%、東南アジアが8%と続く。

 

旅行予約サイト「クルック(Klook)」では、台湾ユーザーの海外旅行商品の検索件数は先週末以降、3倍に急増したそう。主に検索されている目的地は日本で、タイや韓国も多い。

 

同社は「今後3~4カ月は、これまで我慢していた海外旅行を実行に移す「リベンジ旅行」の需要が高まる」と指摘。リベンジ旅行の盛り上がりは少なくとも来年2月以降まで続くとの見方を示しました。

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▼参考:台湾の旅行各社、訪日旅行の問い合わせが最も多く 水際緩和で
https://japan.focustaiwan.tw/economy/202209290005

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さらに台湾にて離発着する航空会社では、各社一斉増便に踏み切っています。

<中華航空>
・10~12月に全線で計5割増便し、週300往復を運航する予定
・まず10/25に台北(桃園)~沖縄(那覇)線を再開
・日本や韓国など東北アジア路線を週30便から週100便以上に増便。

<長栄航空(エバー航空)>
・10月の旅客便を6月の約3倍に増便。▽北東アジア路線、週25便、▽東南アジア路線、週71便、▽北米路線、週49便、▽欧州路線、週20便──に増便。

<星宇航空(スターラックス・エアラインズ)>
・10/28に▽札幌(新千歳)線、▽沖縄(那覇)線──を週1便開設する。
・東京便、大阪便は増便。

<台湾虎航(タイガーエア台湾)>
・10月に▽日本、▽韓国、▽タイ──線を中心に220便以上増便すると発表。

<全日本空輸(ANA)>
・10/4から台北(松山)~東京(羽田)線を週3便から週5便に増便。10/30から毎日1便に増便。

<ピーチ・アビエーション>
・10/22、台北(桃園)~東京(成田)線を再開。週2往復の運航。

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▼参考:往来制限の緩和発表、航空各社が一斉増便(トップニュース)/台湾

https://www.ys-consulting.com.tw/news/104921.html

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上記の記事でも、東南旅行社さん曰く「冬休みや来年の旧正月・花見シーズンの日本向けの問い合わせも来ている」そうで、それに伴いツアー料金もコロナ前と比べて5割増しとのこと。

 

旅行や一時帰国のある方は、早めに予約した方が良いかもしれませんね。

 

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