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子供へのワクチン接種はどうすればいい!?2022.02.18

いつもお世話になっております。

クラウンライン台湾の岡和田でございます。

本日も忙しい台湾駐在員の方のために、少しでも参考になる情報を配信させていただきます。

 

さて、東京都内で2月に入って2/8までの8日間に新型コロナの感染が確認された10歳未満の子どもは、あわせて2万1088人で、全体の14.6%となっています。これは1月の1か月間で2万1433人だったときと比べると、すでにほぼ同じ人数となっております。

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参考) オミクロン株の症状 赤ちゃんの特徴や対策 40度近い高熱やせき
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子ども(5歳~11歳)へのワクチン接種は、各自治体のHPなので情報が発信されていますが、
どこも大体2月末ごろに接種権を配布、3月初旬から接種開始とするところが多いようです。
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参考) 【東京都北区】5歳から11歳の方への新型コロナワクチン接種について
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今、小さい子どもを持つ親は、感染リスクと副反応リスクを天秤にかけて悩まれている方が多いと思います。
私も1歳半になる子どもがいますので、日ごろから情報収集していますが、なかなか結論の出ない難しい問題だと思います。

さて、今回は専門医師による子どもにワクチンを打つかどうかの意見をまとめてみましたので、少しでも皆様の参考にしていただければ幸いです。

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◎ 子どもへのワクチン接種の際に考えるべきこと
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▼メリット・デメリットを考えて決めるしかない

専門家の中で共通しているのは、子どもにワクチンは必要だということです。

ただ、どの程度の強さで勧めるべきかは意見が分かれています。

<感染リスクに関して>

・アメリカでは600人以上の子どもがコロナ感染により亡くなっていますが、日本での10代の死亡は男性3人、女性1人で4人です。10歳未満では0です(いずれも2022年1月18日までのデータ)

 

・現在のワクチンだと、オミクロンへの予防効果は不確かなところがあるが、流行は明らかにワクチンを接種していない年齢層にシフトしている

 

・インフルワクチンの発症予防効果はおおむね6割。オミクロンについてコロナワクチンの効果が落ちたとしても7割程度といわれており、インフルワクチンと同じくらい

 

 

<副反応に関して>
・CDC(米国疾病管理予防センター)は、2021年11月~12月にかけて5~11歳が接種した4万2504人の健康調査(V-safe)を行った報告がある。

この調査では2回接種後、注射をうったところの痛みや腫れなどの反応が57.5%に、倦怠感・頭痛・発熱などの全身反応が40.9%に見られた。発熱は1回目接種後の7.9%に、2回目接種後の13.4%に確認された。

 

・海外では、アメリカ、カナダ、イスラエルがこの年代の子ども全てに推奨し、フランス、ドイツなどは重症化リスクのある子どもなどに推奨を限定している。

 

・日本の厚生省は当面、ワクチン接種を保護者への「努力義務」としない方向で調整している。

重症化しにくいとされる子どもへの接種を努力義務とすることに広く理解を得るには、十分なデータがそろうのを待つことが適当だと判断されたとのこと。

 

・例えば発熱の副反応を心配しますが、コロナにかかっても熱ぐらいは出る。不意に感染して急に熱が出るのと、ワクチン接種後に日にちがわかって出るのとどちらがいいかという比較

 

・全般に副反応の発生率は他の年齢層と比べ、子どもの場合は同等か低い。心配された心筋炎の頻度もゼロではないですが低い。許容される範囲の副反応の頻度

大人と比べて、子どもは新型コロナに感染しても重症化するリスクが低いので、ワクチンによるメリットを大きく感じにくい問題があります。さらにオミクロンが主流となってからは、全世代において重症化リスクが下がり、さらにこの比較が難しくなりました。

 

結論としては、メリット・デメリットを保護者・子ども本人とよく話して理解して、打つ打たないを決めるしかないと言いうことです。

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参考) 子どものワクチンどうする? 我が子にうつかどうか決める時、考えるべきこと
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いかがでしたでしょうか?

各保護者・子どもで判断が分かれるとは思いますが、お互い納得するまで話し合って決めるのが良いかなと思いました。

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