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拡大する第6波の感染中心は高齢者へ!?2022.02.11

いつもお世話になっております。

クラウンライン台湾の岡和田でございます。

本日も忙しい台湾駐在員の方のために、少しでも参考になる情報を配信させていただきます。

 

さて以前、中国がコロナ感染源はカナダからの郵便物だと主張したことがニュースになったことを覚えておりますでしょうか?

カナダ政府はその可能性について否定しましたが本当にその可能性はあるのでしょうか?

 

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参考) 中国の「とっぴな考え」とカナダ 郵便物のコロナ感染源を否定
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下記の記事にて、日本の国立感染症研究所のガイドラインでは、
段ボールの表面でウイルスは24時間以降に生存が確認されていないということです。

 

カナダから中国到着までの4日間かかったそうなので、中国の主張には疑問が残りますね。
しかし、下記の記事の内容はオミクロン株が以前のウイルスに比べて、様々な環境で生存できる期間が長くなっていることを指摘しています。

なんと皮膚の上で21時間、プラスチック上では8日近く生き続けるそう。
これだけの感染大拡大を起こすのも納得ですね…。

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参考) オミクロン株は「しつこい」 皮膚にも物にも長く生存
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さて、今回の本題はその「しつこいオミクロン株」の感染が高齢者を中心に広がっているということです。
その背景について調べてみましたので、少しでも皆様の参考にしていただければ幸いです。

 

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◎ 拡大する第6波の感染中心は高齢者へ!?
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▼オミクロンは本当に毒性が弱いのか?

2/8、政府の分科会の尾身会長は、コロナ感染拡大のピークアウトの見通しについて「多くの県で、感染者数の今週と先週の比較で、

少しずつ増加のスピードが鈍化していてピークアウトは可能だ」と述べました。

 

 

しかしその一方、高齢者を中心に重症者や死亡者が少しずつ増えており、

高齢者施設などの感染対策が徹底されないと、しばらくは重症者数の増加が続く可能性があると警鐘を鳴らしました。

 

 

感染症専門医の忽那氏によると、オミクロン株が重症化しにくいとされる裏には、

オミクロン株自身の毒性が弱いこともあるが、日本のワクチン接種率が高いことも要因としてあります

 

 

しかし裏を返せば、ワクチン未接種者はもちろん、ワクチン効果が弱まっている人にとっては、

オミクロン株の毒性はアルファ株と同程度の病原性と考えられるそうです。

そうなるとオミクロン株の感染拡大に対して懸念されるのは子供よりも重症化しやすい高齢者、またはワクチン未接種者となる。

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参考) 新型コロナ オミクロン株の感染者が重症化しにくいのはなぜか?
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実際のデータとして、国立感染症研究所長の脇田氏によると、

2022/1/14-20までの間で実際に重症か死亡の報告があった81人を対象に調査を行いました。

その結果ワクチン未接種者は13%、残りのワクチン接種者は最終接種から大体180-200日経過したとのことです。

 

脇田氏は、高齢者のワクチン3回目接種の加速や、未接種者を減らす必要性を強調し、
「若年層中心の飲食の場での爆発的な感染拡大から場面が変わり、感染が高齢者、小児に移りつつある。爆発的な感染は収まっても、まだしばらく家庭、学校、施設での感染が継続する」と述べております。

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参考) オミクロン株の特徴が明らかに 重症化率は低いが短期間で重篤化 高齢者には脅威
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いかがでしたでしょうか?

不安が尽きない今回の第6波ですが、少しでも早く脱することを祈っております。

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