いつもお世話になっております。
クラウンライン台湾の岡和田でございます。
本日も忙しい台湾駐在員の方のために、少しでも参考になる情報を配信させていただきます。
さて日本は新型コロナの検査キット不足が起こり、厚労省は「濃厚接触者が有症状となった場合は、医師の判断で検査を行わなくても臨床症状をもって診断をすることも可能」と新たな方針を発表しました。
最前線の医師によると、検査は原則症状が出た人のみにし、無症状の方の無料検査を中止すれば、検査試薬不足が解消するのではないかと提言をしているほどです。
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(参考) 「オミクロン株の基準に変更必要」 厚労省は新たな方針 検査キット不足も…
(参考) 最前線医師が提言「検査は原則、症状が出た人に」
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さて、もはや日常生活を送るうえでオミクロン株の感染は不可避の状況に陥っている日本ですが、もしも自宅療養になった場合の対処法や準備した方がいいものを、体験者のレポートなどから調べてみました。
少しでも皆様の参考にしていただければ幸いです。
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◎オミクロン株に実際に感染してしまったら?
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▼子供がコロナ陽性かも?その時家族は…
実際にコロナ陽性になったらどうするのか?
下記に子供がオミクロン株に感染した方の実体験を抜粋しました。
こちらのご家族は、検査キット購入から相談センターへの連絡・発熱外来の予約まで比較的スムーズに行えました。しかしながら現在、地域によっては検査キット不足や電話回線パンク、予約が埋まっているなど、様々な問題が浮き彫りになっています。
また濃厚接触者のPCR検査は任意なので、こちらのご夫婦は検査を受けなかったようで、
ごく一部の方からは、そのことを問い詰められたりもしたそうです…。
また当事者である長男も「友達にしられたくない」と子供なりの心配事もあるそうです。
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(参考) 子供がオミクロン株に感染。症状は軽いが隔離生活は想像以上にツラかった
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その他の自宅療養ケース(4人家族 / 会社員男性 / 6人家族)もご興味のある方は是非
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(参考) 隔離に四苦八苦、自宅療養急増10万人…ゴミ袋で「カーテン」・家庭内で「悪循環」
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▼もしもの時の自宅療養に必要な準備
現在、オミクロン株での感染は、誰がいつ感染してもおかしくない状況です。
そこで、感染症専門家の岡田晴恵氏が感染していない今のうちに、準備しておくべきものリストを記事内で紹介しています。
<看病する人の準備>
・接触感染を防ぐための手袋(ビニール製、使い捨てできるタイプ)
・マスク・ゴーグルを着用(ゴーグルはメガネで代用も可)
・ビニールのカッパのような全身を覆うようなもの(なければビニール袋を切って使用)
※部屋での看病後、マスクや手袋はきちんと破棄
※ゴーグルやビニールのカッパは消毒or洗浄
※手袋をしてても、看病後の手は必ず洗う
<自宅療養用備蓄品リスト>
まずは食料品。食欲がなくても食べられて、必要なカロリーが摂取できるものが必要です。レトルトのスープやおかゆ、ゼリー飲料、チョコレートなどもあったらよいでしょう。スポーツ飲料も必要です。また、少し食欲が回復したときのために、インスタント食品や缶詰なども用意します。
次に、上記で説明した看病者用のためのマスクやゴーグル、ビニール袋。
また、軽症で自宅療養するには体温計や、基礎疾患のある方や高齢の方は重症度を測るパルスオキシメーターがあった方が良いとのことです
その他は、普段使用している風邪薬、1日に1人最低2リットルを推定した飲料水、ティッシュペーパー、トイレットペーパーなどが必要です。普段より消費量が多いことも考えておきましょう。また、地震対策の延長としても用意しておくと便利です。
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(参考) オミクロン株感染に備えよ!自宅療養に「これだけは必要なもの」
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いかがでしたでしょうか?
オミクロンは軽症といわれていますが、実際の症状以外の弊害の方がだんだんと大きくなっているように思います。
特にコロナ関連以外の一般の救急医療にしわ寄せがいかないよう、今後の政府の対応に期待したいです。