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未来は明るい?日本の若者の就職事情2023.03.24

毎度、お世話になっております。

クラウンライン台湾の岡和田です。

 

3月も後半に突入しました。

早いもので今年も1/4が終わりかけています。

 

今月はWBCもあり、日本人の活躍が大いに盛り上がりました。

野球だけでなく昨年はW杯も盛り上がりましたし、近頃は若い日本人が世界で活躍する姿が目立っているような気がします。

 

これは、日本の未来を考えてもとても嬉しい事ですね(*'▽')

そこで、今回は日本の将来に関する情報をお送りしたいと思います。

 

 

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日本の大学生の就職率は今どうなっているのか?

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文部科学省と厚生労働省は、2023年3月に大学等卒業予定者の就職内定状況(2/1現在)を3/17に公表しました。

 

その大学生の就職内定率は、前年同期比1.2ポイント増の90.9%となりました。

 

このうち国公立大学の就職内定率は94.2%(同2.8ポイント増)

私立大学は89.8%(同0.6ポイント増)と、いずれも増加しているとのことです。

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▼参考: 大学生の就職内定率(2/1現在)90.9%、1.2ポイント上昇

https://resemom.jp/article/2023/03/20/71479.html
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日本の高い就職率の高さの一方で、お隣の韓国の大卒生の就職率は67.7%だそうです。
…。この明らかな数字の違いに疑問も持った方もいるかと思います。

 

実は日本のこの数字は、就職希望者に対する就職内定率となっているので、「そもそも就職を希望しない人」や「大学院進学や浪人生」などが分母に入っていないので高い就職率になっています。

 

それでは、すべての大学卒業生に対する就職率はというと下記になります。

 

・大卒で就職した人     :74.2% ※非正規も含む

・大卒で進学した人     :11.8%

・アルバイト等の人     :2.0%

・進学も就職もなし     :9.6%

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▼参考: 大学卒業者の就職率74.2%…大学生の就職状況などをさぐる

https://news.yahoo.co.jp/byline/fuwaraizo/20220105-00275586

▼参考:大卒就職率98.0%…異様な数字の背景は? 就職に強い学部、弱い学部

https://wezz-y.com/archives/65100
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韓国と比べても、日本の過去の就職率を見ても2021年は高い就職率なので、

日本の景気はまあまあといったところでしょうか?

(そもそも少子化で会社も人手不足となれば、就職率は当然上がりますよね)

 

大学もコロナ禍でその存在意義が問い直されました。

オンライン授業だけで年に100万円近く支払うことに疑問を抱くのも無理はありません。

 

そのうち「キャンパスを持たない大学で学費も激安」なんて出てくるかもしれません。

海外ではすでに「ミネルバ大学」というキャンパス・講義・テストがない大学が、

MITやスタンフォード大学を抑えるほどの人気を得ています。

※学費は約150万円/年ですが、超難関入学難易度で合格率はわずか2%ほど

 

 

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日本人の海外留学を10年後50万人に
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3/17に日本政府は、コロナ後の新たな留学生派遣・受入方策について、10年後の2033年までに日本人学生の海外留学者数50万人、外国人留学生の受入数40万人を目指す指標案を示しました。

 

提言をまとめた教育未来創造会議によると、コロナ前の実績は下記の通り。

日本人学生の海外留学者数が年間22万2,000人

外国人留学生の受入数が年間31万8,000人

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▼参考: 日本人留学生10年後50万人に…教育未来創造会議

https://reseed.resemom.jp/article/2023/03/20/5892.html
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日本人が海外に進出する一番の障害は語学力。特に英語だと思います。

海外で自分の話したいことを十分に話せる能力があれば日本人のプレゼンスは間違いなく向上するはずです。

 

韓国、台湾、中国、タイなど、多くのアジアの学生は英国、米国、カナダなどへ留学し、

海外で得た知見を自国に持ち帰っています。

 

これに比べると、日本人の英語力は極めて低く、

個人的な視点にはなりますが、世界で活躍する若者がまだまだ少ないように思います。

 

人手不足に即効性のある外国人留学生の誘致もいいですが、

政府は日本人の留学生支援をさらに強化してもらいたいものです!!

 

さて、いかがでしたでしょうか?

それでは本日はここまで

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