毎度お世話になっております。
5月に入りまして、驚いたことに台湾のコロナ感染者数が28000人/日を超えております。
私の身の回りにもちらほらと陽性者の話が出始めています。
少し前の4/24に衛生福利部長の陳氏は「流行のピークは1日あたりの新規感染者が4万5000人になる可能性がある」と予想されていましたが、どこまで加速してしまうのでしょうか…
さらに陳氏は5/5にでの記者会見で「感染ピークは5/20頃」と予測されています。
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(参考) 台湾、コロナ感染初の5000人超 「ピークは4万5000人」
(参考) 新型コロナ感染ピーク、5月20日にも
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オミクロン株は症状は軽いと言われているので、私自身はあまり心配していません。
私もそうなのですが、心配なのがやはり小さい子どもを持つご家庭だと思います。
(特に4歳以下の子どもはワクチンも打てない、かつあまり情報も少ない様な印象…)
そこで今回は、子どもへの新型コロナ感染症に関する情報を整理して紹介させていただければと思います。
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1.ワクチン未接種の子どもに広がるオミクロン株
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現在、日本では政府が「Withコロナ」で経済回復に切り替えたからか、感染者数はピークアウトの途中で横ばい気味を維持しています。
さらに症状の軽いと言われているオミクロン株ですが、ワクチン未接種である10代20代への感染拡大が目立っています。
日本でも今年の2月から5歳~11歳へのワクチン接種が開始されましたが、
5/1まででの接種率は「1回目 13.5%, 2回目8.9%」と要因は様々あると思いますが、あまり伸びている印象はありません。
デルタ株・オミクロン株のいずれも子どもへの重症化率は低かったので、そこまでして新しいワクチンを打ちたくないということなのでしょうか。
ちなみに海外での子供を対象とした臨床研究では、オミクロン株感染により入院された方は0.96%
一方日本では、大阪での重症化率は約16万人中19歳以下の重症者数は12人(0.01%)だったそう
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(参考) 日本国内 5歳~11歳のワクチン接種状況(NHK)
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一方で、米疾病対策センターの報告では米国内でのデルタ株とオミクロン株の患者データを比較すると、
子どもの入院率がデルタ株の流行時に比べて、オミクロン株の方が約4倍高くなっていたそう…。
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(参考) オミクロン株、子どもの入院率はデルタの約4倍 米調査
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色々調べましたが「ワクチンを打つ打たないに正解はない」というのが自分の中の答えでした。
いずれにせよ、納得できるまで調べたり、家族と十分話し合って決めたいですね。
最後に紹介させていただくのは、オミクロン株に感染した1-2歳の子どもを持つ親への取材です。
デルタ株などと比べ、オミクロン株は高熱や痙攣の症状が多くなっているとのことですので、初期症状での迅速な対応ができるようにした方がいいかもしれません。
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(参考) オミクロン株感染で子どもの「発熱」「けいれん」増加 デルタ株の3倍以上のデータも
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