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中国が台湾防空識別圏に侵入。どうなる台湾!?2022.03.17

いつもお世話になっております。

クラウンライン台湾の岡和田です。

 

 

昨日は震度6強の福島県沖地震が発生いたしました。

私の福島郡山に住む友人宅にも家の物が落ちる、給湯器が壊れるなど被害が出ております。

津波の心配もありましたが、いずれも1m未満のもので一安心といったところでしょうか。

 

 

さて、今週も世界を賑わせている、ロシアのウクライナ侵攻。

時間が経つにつれて、中国のロシアへの関与や台湾への余波が気になるところです。

そこで、今回もウクライナ紛争における台湾への影響についてお伝えいしたいと思います。

 

 

 

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1. ロシアの「非友好」指定に対し

中国外務省は「自業自得」と蔡英文政権を批判
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中国外務省の 趙立堅副報道局長は3/14の定例記者会見で、ロシア政府がウクライナ侵攻を巡る対ロシア制裁への対抗措置について触れました。

 

 

ロシア政府が指定した「非友好的な国や地域」に台湾が含まれていることについて、

「台湾が制裁を受けたとしても自業自得だ」と述べ、対ロシア制裁に踏み切った蔡英文政権を批判しました。
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▽ロシア「非友好」地域に台湾、中国外務省は「自業自得」と蔡英文政権を批判(参考:読売新聞)
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220314-OYT1T50148/
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ロシア政府はウクライナ侵攻に合わせてロシアへの経済制裁に加わった国や地域を「非友好国」とし、欧米諸国をはじめ日本も含まれる48の国と地域となっています。

 

 

そのように考えると、中国の言う「自業自得」は、経済制裁を加えた全ての国が当てはまることになるので、中国政府の台湾への批判はあまり的を得ていないように思えます。

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▽「非友好国リスト」に示された国は?

https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_6226e806e4b0a7d5b8ba529c

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  1. 中国軍機13機、台湾防空識別圏に侵入

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日本でも3/11に宗谷海峡・津軽海峡へのロシア海軍の軍艦通過がニュースとなりましたが、台湾でも中国軍による似たような事例が起こっております。

 

 

台湾国防部は3/14、中国軍用機13機が防空識別圏(ADIZ)に侵入し、

台湾空軍機が緊急発進して警告したと発表しました。

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▽ 中国軍機13機、台湾防空識別圏に侵入  (ロイターより)

https://news.yahoo.co.jp/articles/40751587f15f63ecc97c3adea801a6a782085ace
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今回、台湾防空識別圏に侵入したということですが、平時より中国は侵入を繰り返しており、現在ロシアがウクライナに侵攻していることと、相重なりメディアが煽るような報道しているように思っています。

 

 

台湾行政府の羅秉成報道官も、不安をあおる言説を抑える目的で、そうした違いについて具体的な説明を行いました。

 

 

羅氏は「台湾は台湾海峡に存在する自然の障壁として地政学的に重要な位置を占めるだけでなく、世界のハイテク産業のサプライチェーン(供給網)として、また半導体製造の担い手として大事な役割を果たしており、あらゆる面でウクライナと同列に論じることはできない」と強調しました。

 

 

その上で羅氏は「この機会を利用してウクライナ情勢を台湾と不適切に結び付け、台湾の人々に混乱をもたらそうとする勢力が存在する」と指摘。また「台湾当局は有事の際に必要な物資を備蓄しており、今月に入って防空シェルターの年次点検を実施したが、これをウクライナの戦争と関連付けるべきでない」と述べています。

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▽ 台湾、ウクライナとの違い強調する声明公表  (ロイターより)

https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-taiwan-idJPKBN2KX2WA
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私、個人的な意見としても中国の台湾侵攻は至難の業だと考えています。

潮の流れは早く台湾軍の守備隊が埋めているため、中国軍の上陸はかなり難しいと考えています。

 

 

大陸と違い海上の動きは丸見えですので、台湾侵攻は中途半端な勢力数では制圧出来ないかと思います。

また、今回のウクライナ侵攻により、SNSや情報発信が世界中に対して多大な影響力をもたらすことも判明しました。

 

 

簡単には中国による台湾侵攻はいかないと考えています。

 

 

そして、最後になりますが、少しだけ弊社のPRにお付き合いください!!!

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