毎度、お世話になっております。
クラウンライン台湾の岡和田です。
日本はGW真っただ中ということもあり、今週は台湾の駐在員の皆様は本社からの連絡も少なく、少し落ち着いた感じでしょうか?
さて、最近よくニュースで耳にするようになった「Chat GPT」という
インターネットサービスをご存じでしょうか?
AI(人工知能)を利用して、人とコンピューターとの間で自然な対話を行うことができます。
ユーザーがChat GPTに質問や指示を送信すると自動で返信し、タスクを実行するための情報を提供したりしてくれます。
まだまだ発展途中ですが、教育・ビジネス・カスタマーサポート・エンターテインメントなどの様々な分野での利用が期待されているようです。
なので今回は実際にChat GPTを使用して、AI(人工知能)技術について調べてみました。
また、実際にChat GPTを使用した感想もお伝え致します。そして、ITに強いと言われる台湾のAI企業について調べてみましたのでそちらもお伝えしたいと思います。
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盛り上がるを見せる台湾発のAI企業
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台湾では、AI技術の研究開発や実用化に積極的に取り組んでおり、AI技術の発展が著しい国の1つです。
台湾政府は2018年に「国家AI戦略計画」を発表し、AI産業の総生産額を500億ドルにまで拡大することを目指して、
2025年までに約2,000億台湾ドル(約7,200億円)の資金を投入することを発表しています。
具体的に台湾発のAI企業を紹介する前に、まずAI技術には以下のような様々な分野があります。
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▼参考: https://openai.com/blog/chatgpt
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上記のAI技術を駆使して、これから紹介する企業はそれぞれの特色を出しています。
《Appier》
【画像認識&自然言語処理&データマイニング】
AIを活用したマーケティングプラットフォームを提供しています。
具体的には画像認識技術を応用して、広告のターゲティングや分析、
またマーケティング分野で自然言語処理技術を活用しています。
さらにビッグデータ分析にも取り組んでおり、膨大なデータから有用な情報を抽出することで、企業の意思決定を支援しています。
https://www.appier.com/ja-jp/about
《Viscovery》
【画像認識&自然言語処理】
商品画像から商品情報を自動で抽出する技術を開発しており、ECサイトなどで活用されています。
また商品画像から抽出した商品情報を、自然言語処理技術を使ってテキストに変換する機能を提供しています。
https://viscovery.com/ja/about/
《OmniEyes》
【画像認識&機械学習】
台湾のAI企業であり、ビジョンAIを用いたソリューションを提供しています。
主に、防犯、スマートシティ、製造業、医療分野において、高度な画像認識技術を活用したソリューションを提供しています。
《MoBagel》
【機械学習&データマイニング】
台湾発のAIベンチャー企業。IoTやビッグデータを活用したクラウドサービスを提供しており、データ分析と機械学習の技術を使った予測モデルの開発や、リアルタイムでのデータ解析などを行っています。
《ASUS Robotics》
【ロボット工学&画像認識&音声認識&機械学習】
・ロボットやAI搭載製品の開発を行っているASUSのロボット部門です。人型ロボットの開発にも力を入れています。
《Hiwin Technologies》
【ロボット工学&画像認識&機械学習】
台湾の機械部品メーカーで、精密機械部品を開発・製造しています。
最近では、これらの機械部品を活用したロボットシステムの開発にも取り組んでおり、AI技術を活用した自律走行や物流ロボット、産業用ロボットアームなどを開発しています。
https://www.hiwin.tw/about_hiwin.aspx
《iKala》
【データマイニング】
台湾のAI音楽マーケティング企業で、データ分析を活用して音楽ストリーミングサービスや音楽関連ビジネスの最適化を行っています。
《GigaMedia》
【データマイニング&クラウドコンピューティング】
台湾を拠点とするIT企業で、オンラインゲーム、オンライン広告、そしてクラウドコンピューティングに関連するサービスを提供しています。
また、AI技術にも取り組んでおり、データ分析や人工知能を活用したマーケティング支援などのサービスも提供しています。
http://www.gigamedia.com/EN/home/Default.asp
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▼参考: https://openai.com/blog/chatgpt
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上記はすべてChat GPTで調べましたが、やはり不正確な情報も多く、
「台湾のAI企業」と限定しているのに中国やアメリカの企業が出てきたり、
または企業情報が見つからない事もありました。
最初は「お題やテーマなどを入力するだけで、良い感じに文章を作成してくれる!?」なんて思っていましたが、出来上がったのはお粗末なものでした。
(私の使い方が悪いのかも??)
実際には具体的な質問を二十数回ほど繰り返して、やっと内容がまとまった感じです…。
日本でもChatGPTを作り上げたOpenAI社のCEOが来日し、岸田総理や自民党員とも面会していました。
いち民間企業のCEOが、国のトップである首相と面会するという異例さが、
このChatGPTをはじめとした進化するAI技術にいかに注目しているかがわかると思います。
さて、いかがでしたでしょうか?
それでは本日はここまで