毎度、お世話になっております。
クラウンラインの岡和田です。
台湾もすっかり暖かくなってTシャツ姿の方が散見されるようになりました。
先週で3月も最後となり、台湾での赴任生活を終えた方が一斉に帰国されています。
しかしながら、皆さん一番混みあう時期を避けるためか、4月の帰任引越依頼も多くいただいております。
ということで今回も、引越シーズンにお客様からお問合せの多かったご質問を基に、
より一層、お引越がスムーズになるお役立ち情報をお伝えいたします。
もし、これから帰任を予定されている方がおりましたら、是非ご一読くださいますようお願いいたします。
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意外と知らない!?
日本の発送禁止品、規制品に関して
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国内の引越とは違い、海外間の引越ですと、国によって引越荷物に入れられないものや、輸入通関上、禁止・規制されているものがあります。
よく知られている物ですと、肉類や火気厳禁のもの、猥褻な物や違法な物…など
そこで今回は意外と知られていない、引越荷物で持っていけない物をご紹介させていただきます。
※下記はあくまで日本の通関の場合に限ります。
■高級な貴金属・時計やカバン
⇒高級品すぎると、保険でカバーできないこともあるのでお断りする場合があります。その場合は、手荷物で運ばれることをお願いしております。
■アルコール消毒液
⇒火気にあたるので発送禁止となっております。
■食品
・お菓子やインスタント製品などの加工食品はOK
・肉製品、野菜、果物、お米や植物の種(チアシード)などはNG
⇒肉製品はレトルト・缶詰・ペットフード等で入ったものでもNG
・開封済の食品もNG (密封できる物ならOK)
・加工していない種・干した食材・生の香辛料も NG
⇒植物検疫上の理由により弊社ではお断りしています。
■電池・バッテリー
⇒基本的にSEA便で発送可能。AIR便はNG。
運送中に誤って電源がONになるものなどは電池を取り外します。自転車などの大型バッテリーは事前に要確認
■ドローン
・一部の軍事転用可能なドローンは日本に持ち込むことが出来ません。ドローンがお荷物にある場合は、事前に確認が必要となります。
■医薬品、化粧品など
・コンタクトレンズ ⇒ 1人2ヶ月分以内(カラーコンタクトなども該当します)
・化粧品(石鹸、シャンプー、歯磨き類、染毛剤、浴用剤も化粧品に該当します)
⇒1品目 24 個以内(ブランド、色を問わずメーカーが違っても 24 個まで)
・医薬品 ⇒ 外用剤=24個以内、処方箋薬=1か月分以内、医薬部外品=2か月分以内
・漢方薬・処方薬 ⇒ 成分がわからないお薬はNG ※既製品の薬は成分記載があるので OK
さて、いかがでしたでしょうか?
禁止・規制品目は非常にわかりづらい部分があると思います。
上記に挙げたルールは、国によって異なります。またAIR便かSEA便かでも変わり、使用する港や空港によっても異なります。
そのため、最終的な判断はお客様の状況に応じて判断しております。
もし、何か特殊なお荷物がございましたら、弊社にご相談ください。
「A社では断られた荷物が、クラウンラインさんではOKだった」というケースはよくございます。
クラウンラインはお客様の目線になって、少しでも負担が減るようにサービス向上を目指しております。
ちなみに「こんなサービスして欲しい」なんて注文がございましたら是非ご相談ください!