毎度、お世話になっております。
今回も忙しくする日本人の皆様へ、台湾・日本に関連したニュースや、海外引越にかかわる情報をご紹介いたします。
よろしければ、ご一読していただけましたら幸いでございます。
まず初めに9/30~10/3まで台湾を襲った台風18号ですが、台北など北部に住む方にはあまり影響なかったように思えます。
しかし、直撃した南部~中部の高雄や屏東、雲林、台東などでは停電、土砂崩れ、街路樹や建物・看板・インフラ設備への被害など多くの被害が報告されております
この台風の影響で2人が死亡、490人がけがをし、1人が行方不明になっているそうです。
改めて被害に遭われた方に対し、心からお見舞いを申し上げます
さて唐突ですが今回のメルマガでは「台湾で増加する詐欺犯罪」に関して深堀して皆様にお伝えしたいと思います。
よろしければ、ご一読していただけましたら幸いでございます。
-----------------------
台湾で増加する詐欺犯罪
--------------------------
9/30に各国の企業が加盟する詐欺対策連盟「Global Anti-Scam Alliance」(GASA)や詐欺対策アプリのWhoscallを手掛ける台湾のGogolook(走著瞧)などが2024年版のアジア詐欺レポートを公表しました。
レポートによると台湾在住の調査回答者のうち半数以上が毎週何らかの詐欺に遭遇していることが分かったそうです。
日本でもオレオレ詐欺や投資詐欺などニュースでよく耳にしますが、安全とされる台湾でも詐欺の件数が年々増加しているようです。
報告によれば、台湾で最も多い詐欺の種類は個人情報の盗用や不正利用だったそう。
==================
参考:半数以上の台湾人、毎週詐欺に遭遇=民間調査 被害者の3割が接触後1時間で送金など
==================
台湾で台湾の携帯電話をお持ちの方ですと分かると思うのですが、迷惑電話や営業電話が非常に多い印象があります。
電話を取ると大体営業トークで一気にまくしたてられるのですが、私が「日本人ですが…」と言うとあっという間に退散してくれます(笑)
ちなみに台湾人の奥さんから教えてもらったのですが、「Whos call」というアプリを入れておくと掛かってきた電話が迷惑電話かどうか判断して表示してくれて便利です。
台湾のGogolook社が開発した番号識別アプリで、詐欺や迷惑電話の防止・阻止に効果的として、台湾の大統領である蔡英文総統やIT大臣のオードリー・タン氏もその実力を認めた"お墨付き"のアプリだそうです。
有料機能もありますが、無料の範囲内でも十分役に立つので、迷惑電話・営業電話にお困りの方にはお勧めです。
==================
参考:【レビュー】電話番号識別アプリ『whoscall』を使ってみたら便利すぎた
==================
また最近、弊社ではメールの管理を「Outlook」から「Gmail」に移行したところ、迷惑メールの悩みから解放されました。
今まで主導で「削除⇒迷惑メール登録」と延々対応していた迷惑メールが、登録なしで自動的に内容や送り先を判断して迷惑フォルダに移してくれるようになり、作業効率が上がったことを実感しています。
詐欺の入口はEメール・ショートメール・アプリ・WEBサイト・電話など様々ありますので、その中の1つ、2つを防ぐだけでも詐欺の抑止にもなりますね。