毎度、お世話になっております。
クラウンラインの岡和田です。
今回も忙しくする日本人の皆様へ、台湾・日本に関連したニュースや、海外引越にかかわる情報をご紹介いたします。
よろしければ、ご一読していただけましたら幸いでございます。
日本では、長らく「終身雇用」や「年功序列」といった伝統的な雇用形態に支えられてきましたが、
現在では「転職」や「副業」が一般的になりつつあり、従来の価値観から大きく変わってきています。
昔は「定年退職後に蕎麦屋を開いて自分の城をもつ」なんてパターンが多くありましたが、
定年後の飲食店への挑戦はかなり難しいようです。
なんにせよ新しい仕事・職業に挑戦するには気力と体力がある若いうちの方が良いのは確かだと思います。
今回のメルマガでは「職人になるために修業は不要!?」と題して私なりに調べた情報を皆様にお伝えしたいと思います。
よろしければ、ご一読していただけましたら幸いでございます。
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YOUTUBEをみて大人気寿司職人へ!?
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実業家のホリエモンこと堀江貴文氏が「すし屋になるのに修行なんていらない」と発言し、話題になっていたことがありました。
その意味するところは下記の通り
・YOUTUBEやオンラインで作り方はいくらでも学べる
・寿司スクールに通えば短期間で丁寧に効率よく学べる
・魚の捌き方も難しければ、魚屋から仕入れる時にやってくれて所もある
つまりある程度センスがあり、地頭が良くて実行力のある人であれば上記を実践して、繁盛すし屋になれるというのだ。
そして、それを本当に行った人が実際に存在しました。
転職エージェントの代表取締役を務める一方、社員へのまかないとして作っていた海鮮丼がSNSで話題になり、
2022年に寿司店「有楽町かきだ」をオープンした大将の蛎田(かきだ)氏。
「飯炊き3年、握り8年」の修業が必要と言われる寿司業界の常識を覆し、修業ゼロ・開店3カ月で予約が取れない繁盛店となったそうです。
ただし蛎田氏のインタビューを見ると、YOUTUBEのみということではなく、
「握りはYOUTUBE、シャリの作り方はレシピサイト、実際に寿司店でも握りを観察して学ぶ。元々釣りも料理も好き」
などと元々の素質に加え、現代の便利なITを駆使する一方で、実際のすし屋や市場にも足を運び、かなりの努力をしていたように思います。
上記の蛎田氏のような天才&秀才タイプは稀かもしれません。
昔は職人さんの世界は「見て盗め」が普通でしたが、現在は様々な教室やスクールができており、意外と職人への道も悪くないような気がします。
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台北に日系の寿司職人学校が誕生!
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日本でも最近「寿司職人学校に通って自分の店を出したら人気店に」などという話は珍しくなくなりました。
しかし、台湾にも短期間で寿司職人になれる学校「飲食人大学」が台北に誕生するそうです。
公式サイトによると、その特徴・強みは、「卒業生1300人突破」「卒業生の店舗5年連続ミシュランガイド掲載」「未経験者の割合70%以上」「転職・開業の成功実績5000件」の四つだそうです。
大阪や東京などで開校してすでに11年だそうで、調べたらテレビ番組やニュース特集などに多く取り上げられていました。
1300人以上の卒業生のうち、約200人が欧米などに渡って日本食レストランに勤めたり、開業したりしているそうです。
寿司職人という日本文化の象徴のような人材が海外で活躍するのは、自分にとっても何だかうれしく思います。
さて、いかがでしたでしょうか?
本日はここまで