毎度、お世話になっております。
今回も忙しくする日本人の皆様へ、台湾・日本に関連したニュースや、海外引越にかかわる情報をご紹介いたします。
よろしければ、ご一読していただけましたら幸いでございます。
去る11/24に野球の国際大会「プレミア12」で台湾が日本を破り、見事優勝しました。
台湾は五輪やWBCなど主要国際大会では、1992年のバルセロナ五輪以来となる日本戦勝利で大会初優勝を果たしました。
今回、私は「プレミア12」にあまり注目していなかったのですが、
自身の妻(台湾人)やその友達など結構注目度が高かったようで、台湾が優勝した時には家で喜んでいました。
そこで今回のメルマガでは「台湾がプレミア12での初優勝」した事に関して深堀して皆様にお伝えしたいと思います。
よろしければ、ご一読していただけましたら幸いでございます。
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WBC(ワールド ベースボール クラシック)との違いは?
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そもそも野球の国際大会と言えば、記憶に新しい2023年に日本が優勝した「WBC」。
では「プレミア12」と「WBC」の違いはなんでしょうか?
「プレミア12」:WBSC (世界野球ソフトボール連盟)が主催
「WBC」:ワールド・ベースボール・クラシック インク (WBCI)が主催
上記のように、まずそれぞれの主催者が異なります。
プレミア12は野球やソフトボールの国際的な普及を目指す、 WBSC (世界野球ソフトボール連盟)が主催しています。
一方、WBCはアメリカのメジャーリーグ(MLB)を運営するMLB機構とMLB選手会が立ち上げた機関であるワールド・ベースボール・クラシック インク (WBCI) が主催しています。
ざっくり言うと、プレミア12は野球の国際組織が主体で、WBCはアメリカのMLBが中心で運営している国際大会だそうです。
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参考:プレミア12とはどんな野球大会?WBCとの違い
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今回の侍ジャパンには大谷をはじめとするメジャーリーガーはいませんでしたが、
決勝で台湾にあたるまで、なんと全戦全勝でした(台湾とも2回対戦して勝っています!)
11月9日(土)日本 7 - 1 チェコ
11月10日(日)チェコ 0 - 9 日本
11月13日(水)日本 9 - 3 オーストラリア
11月15日(金)日本 6 - 3 韓国
11月16日(土)台湾 1 - 3 日本
11月17日(日)日本 7 - 6 キューバ
11月18日(月)ドミニカ 3 - 11 日本
11月21日(木)日本 9 - 1 アメリカ ※スーパーR
11月22日(金)日本 9 - 6 ベネズエラ ※スーパーR
11月23日(土)日本 9 - 6 台湾 ※スーパーR
11月24日(日)日本 0 - 4 台湾 ※決勝
大会中に2回とも勝ち越している相手にまさかの決勝で0-4の完封負け。
「勝負は時の運、何が起こるか分からない」と言いますが、まさにその通りの試合となりました。
これは素直に台湾の代表を称えるしかありませんね。
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優勝の要因は台湾の守備の良さ?
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この番狂わせの試合を分析したスポーツ総合メディア「Number」では、
台湾の勝利の要因を「守備の良さ」と分析しています。
台湾との2試合に1番打者として出場した桑原選手曰く、
「僕が台湾に一番勢いを感じたのは守備の部分なんです。台湾は守備で雑なところが全くなかったし、要所で本当にいいプレーをしていた。僕は個人的にベンチでそういう守備を見ながら、嫌な流れだな、これで流れが台湾に行ったかなという思いで見ていたんです」
また今回、侍ジャパンを率いた金子誠ヘッドコーチも同様に
「大会前から守備の良さというのは話題になっていました。台湾代表の選手たちには、今後さらに成長できるだけの伸び代がある。張奕のように10代の有望選手が日本の学校に留学したり、台湾プロ野球が日本のコーチを招くなど、台湾は日本の野球に学んで技術を身につけ、時に日本野球を凌駕するような実力を蓄えてきている。」
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参考:プレミア12・侍ジャパン完封負けの理由は?台湾代表の「本当の強み」とは?
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2026年には大谷選手をはじめとするメジャーリーガーも参加するWBCがありますが、
台湾の代表も注目のチームになるかもしれません。
それでは本日はここまで